プロセスの自動化を可能にすることで、生産性と効率を高める。
Power Automate は、手作業で行われているプロセスを、ノーコード、ローコードのドラッグ・アンド・ドロップ・ツールによって自動化するためのソリューションです。事前に構築されたコネクタやテンプレートを活用することで、繰り返し行われる簡単な作業や、ビジネスプロセスをトリガーによって自動化し、リソースを削減、効率を最大化します。さらに、Power AutomateをAI Builderと組み合わせることで、言語モデルを組み込んだ生成AI機能を用いて、独自のビジネスシナリオに対応することができます。
Power Automateの特徴
タスクの自動化
Power Automate は、事前に作成された数百ものコネクタとアクションを活用し、日常的な繰り返しのタスクや事前に予定されている、もしくは特定のイベントをトリガーにしたビジネスプロセスをノーコーディング・ローコーディングで自動化できます。
タスクマイニングを活用した自動化ソリューションの開発
説明: Power Automateは、タスクマイニング（従業員が日常的に行っているタスクや作業の詳細なデータを収集、分析してビジネスプロセスを理解し、最適化のためのインサイトを提供）やプロセスアドバイザ（ビジネスプロセスを評価、記録し、最適化、可視化）などのツールを提供し、チームメンバー間でビジネスプロセスを開始から終了まで記録し、可視化して共有することを可能にします。
使い勝手の良いデザイン
Power Automateは直感的で使い易いインターフェースで、ワークフロー実行の履歴や再実行の指示、特定の列のカスタマイズ、一括キャンセル、ワークフローライセンス情報など様々な機能が含まれています。
カスタマイズ可能なソリューション
Power Automateは柔軟にカスタマイズが可能で、パブリックエンドポイントを介してアクセス可能なサードパーティAPIを提供するカスタムコネクタと併用したり、高度なビジネスプロセスを自動化するためにDeepL TranslatorやAI Builderと併用したりすることも可能です。
Power Automate
導入のメリット
Copilot + 豊富なAI機能
Power Automate 上でカスタマイズされた AI モデルを構築することで、より高度な自動化・プロセスの簡略化が可能になります。Power Automate 向けの AI Builder を活用することで、時間の節約やコストの削減も実現できます。 また Copilot を使用すると、会話しながらの指示ででワークフローを構築でき、構築中に、質問したり、改善や変更を行うためのアドバイスを受けることも可能です。Power Platformdならではの利点
Power Platformを使用すると、ローコード・ノーコードで独自のソリューションを作成、ワークフローを自動化、データを分析できるようになります。これにより業務効率が向上し、より戦略的なビジネスプランの計画が可能になります。クラウドベースのメリット
Azure、Dynamics 365、Microsoft 365など、マイクロソフトの他のサービスと同様に、Power Platformもクラウドベースなため、オンプレミスの構築やメンテナンスにかかるコスト等が抑えられます。セキュリティとコンプライアンス
Power Platform は、セキュリティおよびコンプライアンスを満たすように設計されており、マイクロソフトが定めるセキュリティ保証とコンプライアンス要件をサポートするためのセキュリティ開発ライフサイクル（SDL）に従っています。また、Power Platformは、複数のセキュリティレイヤーとデータガバナンス機能を提供します。
こんな方におすすめ
業務の自動化を検討している企業
Power Automateは、普段使っているアプリやサービス間のワークフローやプロセスを自動化したいと考えるあらゆる規模の企業におすすめです。業務を最適化することは、ビジネス競争が激化する現代において勝ち残っていくための鍵となり得ます。Power Automateは、市民開発者（専門のプログラミングスキルのない人々）がRPA（ロボティック・プロセス・オートメーション）ソリューションを構築するためのツールで、請求書の処理、販売額の検証、リスク評価レポートの生成など、手作業や繰り返しのプロセスを自動化します。自動化された作業のトリガーは、事前にスケジュールすることも、特定の条件に基づいて設定することもできます。ワークフローはビジネスニーズに合わせて設定・カスタマイズすることができ、人的ミスを排除し、効率を上げることが可能になります。大規模な情報・データを扱う企業
Power Automateは、手作業に依存する文書処理が多い企業にもおすすめです。業務量が多く、ワークフローが定常的に繰り返されるような作業でも、RPAのバーチャルワーカーであれば、24時間365日対応することが可能です。さらに、Power AutomateはAI Builderを活用し、機械学習の力を利用してワークフローの高度化を図ることも可能です。
導入後のメリット
効率の最大化
Power Automateを活用することで、簡単な繰り返しのタスクに割かれていた貴重なリソースを、より重要でクリエイティビティを必要とする作業や活動に振り分けることが可能になります。人件費の最小化
面倒で時間のかかる作業をPower Automate で自動化することで、人材の労働時間を減らし、ビジネスの運営コストを削減します。不正確さと重複を最小限に抑える
Power Automateを導入することで、重複したアクションやタスクが排除され、人為的なミスが軽減されます。
導入までの流れ
Microsoftが提唱するSuccess by Designの導入手法により、Power Platform の導入を実施します。
Initiate: お客様のビジネス課題や要件のヒアリング
Implement: システム構築の設計・提案、システム構築・カスタマイズ
Prepare: テスト・トレーニング、システム導入
Operate: 運用・サポート
よくある質問
マイクロソフトは、特定のDynamics 365、Microsoft/Office 365プランにPower Platformを提供しています。これらのプランを持っていると、アプリケーションの数に制限なくPower Platformを使えます。標準コネクタを使用してスタンドアロンのPower Appsアプリケーションと連携することでMicrosoft 365の拡張およびカスタマイズも可能です。
はい、導入後のサポートは可能です。日々のオペレーションに関するQ＆Aを始め、トラブルの際のサポート、また業務変更や新規要件に伴う設定の追加・変更など、導入後に必要となる一連の運用サポートをご提供いたします。
Power Automateは、時間管理、文書やファイルの管理、承認プロセスの合理化、アラートトリガーによるチームメンバーへの通知、ソーシャルメディアでの言及や感情の追跡、営業プロセスの自動化、スケジュールや特定のイベントトリガーによるシステム間のデータ転送、サイト構築のためのリストやライブラリの展開などに活用でき、APIを介して300以上のデータソースに接続できます。
Power Automate を使用すると、多数のワークフローを実装でき、決められたトリガーに基づいて自動的に実行されるように設定できるため、煩雑な操作から解放されます。
クラウドベースのアプリケーションサービスであるPower Apps、Power Automate、Power BIは自動的にアップデートされます。カスタムアプリケーション、ワークフロー、レポートは再構築して再公開することができます。
Power Platform アプリのサポートは、Power Platform 管理センターからアクセスできます。セルフヘルプツールで解決できない問題については、サポートチケットを作成してマイクロソフトの担当者にお問い合わせください。
SYSCOMは、マイクロソフトのソリューションパートナーとして、30年以上にわたるシステム構築経験と専門的な知識を持ったスタッフがお客様のビジネス課題に最適なソリューションを提供します。Power Platformにおいても導入・カスタマイズ・サポートをトータルでご提供することができます。
ビジネス拡大の決め手となるデータ活用
Microsoft Power PlatformはERPやCRMなど、様々なビジネスアプリケーションから生まれるデータを素早く簡単に活用するのを支援します。
お客様導入事例
導入事例 -Dynamics 365 Business Central スタンダードパック
Microsoft Dynamics 365 Business Central スタンダードパックを利用した会計システムの開発事例。
導入事例 -Microsoft Power Platform Power Pages-
Microsoft Power Pagesを利⽤した顧客専⽤ポータルサイトの開発事例。
導入事例 -Microsoft Power Platform Power Apps-
Microsoft Power Apps を利用した社内管理用アプリの開発事例。