カテゴリー
業種: 金融系
拠点: ニューヨーク
背景
データセンターをオフィス外に配置するにあたり、ネットワーク負荷を下げたい
BCP・DR対策の必要性
ソリューション
クライアントPC仮想化 (VDI)
どこからでもユーザが同じデスクトップ環境にアクセスできるようにする
デスクトップ環境の運用・管理の簡素化
セキュリティー向上、情報漏えいのリスク低減
導入成果
オフィス閉鎖などのDRの際にもどこからでも同じデスクトップ環境が利用可能となった
VDIでは、デスクトップOSとクライアント・マシンが独立しているため、どのクライアント・マシンからログオンしても、同じデスクトップ環境が利用できる。
デスクトップ環境のメンテナンスが容易になった
従来のような各個人のパソコン自体にOSやソフトが入っている方式に比べ、サーバで集中管理することによりソフトウェアの追加や更新、修正などのメンテナンスが容易となる。またデスクトップOSやユーザー・データがサーバ・ファーム側に格納されるので、バックアップ/リストアも管理者主導で実施しやすくなった。
また、仮想化によるハードウェア統一でデバイス・ドライバも共通のため、OSイメージも統一しやすい。
データセンターとオフィス間のネットワークの付加が軽減された
業務アプリケーションとPC間のデータのやり取りは同一LAN環境で行われ、オフィスにあるシンクライアントからはVDI上の仮想PCを見ているだけなので、トラフィックが少なくてすみLAN間のネットワークの付加が軽減された
操作スピードの改善
オフィスからデータセンターにあるサーバを利用するにあたって、VDIをサーバのあるデータセンターに設置すれば、オフィスのシンクライアントからはVDI上の画面を見るだけなので操作のスピードが改善された。
情報漏えいのリスク低減
VDIでは、デスクトップOSと同様にユーザー・データもサーバ・ファーム側に格納されるため、管理者がユーザー・データをコピー禁止にするなど、コン トロールすることも可能になる。また、HDDなどのストレージを搭載しないシンクライアントを導入し、USB対応ストレージの接続を禁止すれば、エンド・ ユーザーによるデータ・コピーを抑制しやすいため。