Dynamics 365 システム
導入サポート
Dynamics 365システムの導入に際して独自のメソッドとMicrosoft Fast Trackをもとに、Project Guidelineを策定のうえ、プロジェクトキックオフを行っております。日本国内への導入、グローバル導入をする際の日米連携プロジェクトをはじめ、アジアや南米のパートナー各社とプロジェクトを共にする際にも、同様のプロジェクト手法を踏襲のうえ、プロジェクトの品質を高めることに努めております。
SI アプローチ
SYSCOMがシステムインテグレーション用に定めた標準的なアプローチ。Microsoft社により提唱されているDynamics365導入におけるベストプラクティス
プロジェクトガイドライン
SYSCOMがSIプロジェクトを行うにあたり定めたSPM(SYSCOM Project Method)に準拠したプロジェクト運営を行うための規約
プロジェクトスタート手順
プロジェクトガイドラインに沿ってプロジェクトを実施する為に、ツールのセットアップや利用手順等をまとめた文書
フェーズ別作業概要と成果物
1. 分析
プロジェクト計画
作業概要: WBS作成、計画の更新維持、次フェーズ計画
成果物:WBS
プロジェクト管理
作業概要:リスク管理、課題管理、進捗管理、変更管理
成果物:プロジェクト進捗レポート
業務プロセス分析
作業概要:業務ヒアリング及び業務プロセス分析の実施
成果物:業務調査表
パッケージへの適用設計
作業概要:業務要件をパッケージ標準に適応させるための対応方針を検討・決定
プロトタイプ作成
作業概要: CRPを実施する為に、貴社業務で使用するパラメータ、及び一部のマスターデータを設定し、プロトタイプシステムを作成
成果物:プロトタイプ環境
CRP / Fit & Gap 分析
作業概要:Dynamics 365 F&Oを使用してERPの標準機能の確認しながら、ERPの機能で業務プロセスが実現できることを検証・確認
成果物:機能概要書
CRP Fit & Gap分析のGap解決支援
作業概要: CRP Fit & Gap分析で確認した業務プロセスを基に、貴社メンバーによるCRPの検証・評価、Gapの抽出、Gapの解決を支援する
成果物:SFCドラフト
ドキュメント作成
作業概要:システムフローの作成、SFC(ソリューションファンクションチャート)の作成、パラメータシートの作成
成果物:システムフロー、SFC、パラメータシート
移行計画作成
作業概要:移行対象マスターの洗い出しと移行スケジュール、役割の定義
成果物:データ移行計画
2. 環境セットアップ
ライセンス契約
作業概要:Dynamics 365 F&Oのライセンス契約を締結します。
環境セットアップ
作業概要:Dynamics 365 F&O環境のセットアップ
(開発、UAT、本番環境)
成果物:Dynamics 365 F&O環境
3. 設計・開発及びテスト
基本設計書作成
作業概要:カスタマイズ機能の基本設計
成果物:基本設計書
プログラム開発
作業概要:カスタマイズ機能のプログラム開発
成果物:開発プログラム
単体テスト
作業概要:単体テストの手順・項目及び結果記述
結合テスト
作業概要:業務機能の結合テストを実施します。
成果物:結合テスト結果報告書
システムテスト
作業概要:お客様による受入テストを実施します。
4. 移行
移行用テンプレート
作業概要:データ移行用のExcelテンプレートの準備とレビュー
成果物:データ移行テンプレート
移行データ作成・編集
作業概要:移行ツールで提供するExcelシートへデータを登録します。
データ登録・取込み
作業概要:Dynamics 365 へパラメータ及びマスターデータのインポート作業を行います。(注残データは、マニュアル入力を頂く想定です)
5. トレーニング
マニュアル作成
作業概要:オペレーションマニュアルの作成
成果物:オペレーションマニュアル
トレーニング実施
作業概要:キーマン向けのトレーニングの実施
6. 運用テスト
運用テスト支援
作業概要:ユーザーにより、運用テストを実施します。
Output: WBS
セキュリティ・ロール設定支援
作業概要:セキュリティ設定ルールの作成及びルールに基づいたセキュリティ設定の実装
成果物:セキュリティロールマトリックス
残高データ作成
作業概要:ユーザーにより、会計残高データ及び在庫残高データを作成します。
成果物:残高移行テンプレート
残高データ移行支援
作業概要:会計残高データ及び在庫残高データを移行します
D365 System Integration Project Management Items
体系的・網羅的なプロジェクト手法の下、能動的なプロジェクト運営を実施し、プロジェクトの“見える化“を実現します。
体系的・網羅的なプロジェクト管理手法
Microsoftが推奨している導入方法論のFastTrackを元に、SYSCOMが応用した実行性の高い網羅的なプロジェクト管理の実施、幅広い一連のプロジェクト管理手法を完備
能動的なプロジェクト運営
課題・リスク・調整事項等の対応が遅れがちになる案件に対して、常に検討を前に進めることを意識した「解決案の策定」、「関係者との認識共有化」等、早期解決に向けた能動的なアクションを実施
プロジェクト状況の“見える化“
プロジェクトメンバーに対して、定められたプロジェクト運用ルールを徹底することで、常に要件や資料、作業実績等をトレースできる状態にし、プロジェクト状況の「見える化」を実現
